アメリカでよくある事件が発生しました。
アメリカの家庭では、キッチン、シャワー、洗濯など、お湯が必要な所では、タンク式の給湯器が主流でよく使われている。 タンクのサイズは、家のサイズによりますが、40ガロンから60ガロン程度で、160から200リットル位。 冬場に家族の1人がシャワーに入ったり、バスタブにお湯を溜めると、暫くお湯が出なくなったりします。
問題発生
10月29日、
シャワーを浴びていると、お湯の温度が低いと感じました。夏から段々寒くなる季節で、設定温度が低いのかな、と思いながらチャチャっと浴び終わりました。次に長男がシャワーを浴びた後、お湯が出なかったと言っていたので、嫌な予感がしました。
10月30日、
翌朝、仕事に出かける時にガレージを開けると、床が濡れている事に気付き、Water Heaterから水漏れが発生しているのを発見。 Water Heaterが故障している事を確信しました。 前回の故障から8年経っていたので、保証は切れてました。 すぐに対応が必要と判断し、数社に連絡を取り、相見積もりを取ることにしました。
TankとTanklessの比較検討
3社から相見積もりを取り、Tank型とTankless型のどちらにするか検討しました。どちらもメリットとデメリットがあります。簡単にポイントは、Tankは本体や取り付け代は安い、保証が短い(6年)、お湯の量に制限などがある。Tanklessは、本体と取り付け代は高い、保証が長い(15年)、TankからTanklessに変えるとガス配管工事が必要、お湯が無限に出る、などがある。
Tank型の見積もり
見積もり額:2,800ドル–3,400ドル (本体費用:約1,500ドル、取り付け工賃:約1,500ドル)
保証期間:6年
Tankless型の見積もり
見積もり額:6,300ドル–6,500ドル (本体費用:約2,000ドル、取り付け工賃:約2,000ドル、ガス配管工事:約2,000ドル)
保証期間:15年
長期的コストの比較
Tank型の場合:約8年ごとに約3,000ドルが必要
Tankless型の場合:約15年ごとに約4,000ドルが必要
「長期的なコスト」や「寿命」や「無限お湯」を考慮した結果、Tankless型に決定しました。
やっと交換
10月末から3週間以上「お湯無し生活」が続いていましたが、11月21日にやっとTankless型の取り付け工事が無事完了しました。 これで安心して長期間お湯を使用できる環境が整いました。 コミュニティのプールとジャグジがあり、シャワーを利用する事が出来たので、比較検討に慎重になりってました。 それと毎日家族でジャグジに行って、そこそこ楽しんでました。

あとがき
選んだ理由として、
長期的に見たコストパフォーマンスが高い。
保証期間が長く、メンテナンスの頻度が低い。
お湯が無限に使える。
この経験を通じて、水回りの設備における長期的な視点の重要性を改めて実感しました。
次に同じような問題が発生しても、冷静に対応できるよう備えたいと思います。
